ethOSでETH+DCR(Decred)デュアルマイニング

※まずはじめに、ethOSでデュアルマイニングは可能ですが、ethOS公式の見解としてサポート外になっているので、自己責任でお試しください。

最近のGPUマイニングは、メインで採掘している通貨以外に、ハッシュレートを落とさず別の通貨を採掘する「デュアルマイニング」というのがトレンドのようです。

デュアルマイニングできるマイニングソフトは「Claymore’s Dual Ethereum Miner v9.7」というのですが、ethOSも対応しているので試してみました!

本当にメインのハッシュレートに影響はないのでしょうか。。。参考までに現時点のハッシュレートはこちら。

デュアルマイニング時は消費電力が上がるみたいなので、そちらも気になりますね。現時点の消費電力はこちら。

事前準備として、DCRの代表的なマイニングプール「suprnova」はあらかじめアカウント作成とワーカー名の登録が必要なので、ethOSのナレッジベース「ワーカー名、ユーザー名やパスワードが必要なプールを使用する(suprnova)」を参考に登録します。

右上のGuestメニューから「Sign Up」をクリック。アカウント情報を入力して「REGISTER」をクリックするとアカウントが作成されるので、Guestメニューから「Login」をクリックしてログインします。

次にワーカーを登録するので、右上のメニューから「Workers」をクリックします。ワーカー名はethOSの6桁英数字を、パスワードには「x」を入力し「Add New Worker」をクリックします。

下段の「WORKER CONFIGURATION」に追加されます。

見えにくいのですが赤枠内のログイン名の横に「.(ドット)」がついているのが分かりますでしょうか?この表示どおりログイン名とワーカー名をドットでつないだ文字列を後から使いますので覚えておいてください。

あとは右上のメニューから「Setting」をクリックして、払い出し用のDCRウォレットアドレスなどを入力しておくといいと思います。

これでプールの準備は完了です。

つづいてethOSを設定していきます。こちらもethOSのナレッジベース「ethOSにclaymore 9.7を追加する」を参考に、マイニングソフトをclaymoreに変更します。

# vi local.conf

globalminer claymore ← 最上段に追加(globalminer sgminer-gmなど別のマイニングソフトが指定されている場合は変更)
以下変更なし

local.confでclaymoreを指定したら以下のコマンドを実行します。

# sudo update-miner claymore && sudo service ethos-miner-monitor restart

show minerコマンドを実行すると、今までとは違った表示になり、claymoreが適用されたのが分かると思います。まだイーサリアムのみのシングルマイニングになっているはずです。

デュアルマイニングの設定はclaymore専用の設定ファイルに定義します。以下のとおりに設定してください。っとその前に一応設定ファイルをバックアップしておきましょう。

# cp claymore.stub.conf claymore.stub.conf.bak
# vi claymore.stub.conf

# WARNING! Remove "#" characters to enable lines, with "#" they are disabled and will be ignored by miner! Check README for details.
# WARNING! Miner loads options from this file only if there are not any options in the command line!
-colors 0
-dbg -1
-esm STRATUMTYPE
-epool POOL1
-ewal WALLET
-epsw PASSWORD1
-eworker WORKER
-allpools 1
-gser 2
-allcoins 1
-wd 0

#uncomment and configure the -dpool and -dwal lines below to enable dualmining.
-mode 0

#-ewal 0xD69af2A796A737A103F12d2f0BCC563a13900E6F
#-epsw x
-dcoin dcr ← 追加
-dpool stratum+tcp://dcr.suprnova.cc:3252 ← #を削除して左記のとおり記述
-dwal mining-test.s9ge8u ← #を削除、suprnovaで登録したログイン名.ワーカー名を記述
-dpsw x ← #を削除
#-esm 1
#-mode 0
#-tt 70

以上で設定完了です。putconf && minestopコマンドを実行してマイニングを再起動します。

show minerコマンドで見るとデュアルマイニングが始まっています!確かにイーサリアム側のハッシュレートに影響はないみたいですね。

消費電力は、RX560 1枚の環境で25W増えています。

ということでethOSでも問題なくデュアルマイニングは可能でした!私はDCRのレートや将来性に詳しくないのですが、増えた消費電力を採掘したDCRでペイできるようなら、興味のある方は導入してもいいかもしれませんね。

ethOSでデュアルマイニングを行うデメリットとしては、以前の投稿「ethOSで1つのlocal.confを複数リグに適用させる」でご紹介したとおり、ethOSには設定ファイルをサーバから取得する機能があり、複数リグを管理する場合はこれが非常に便利です。しかしデュアルマイニングの設定ファイルclaymore.stub.confをサーバから取得する機能はなく片手落ちになってしまうため、個別にリグを管理するか、独自の取得スクリプトを実装する必要があります。

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5 件のコメント

  • claymore.stub.confが無いと返されるのですが、どこかでgetできるのでしょうか?
    ナレッジベースにもググって手に入れろとしか書いてない気がします…
    local.confの中にデュアルマイニングのサンプルがあり、ここをいじっても出来ましたが、モヤモヤします。

    • コメントありがとうございます!
      masaoさんのethOSは1.2.9ですか?1.2.7まではホームディレクトリ(/home/ethos)にあったのですが、確かに1.2.9にはないですね。
      以前はclaymore.stub.confにデュアルマイニングのセッティングを書いていたのですが、最近のバージョンになってlocal.confに
      統合されたのでアップデートの際に削除されたのかもしれませんね。なのでlocal.confで設定できているのならそれが正解だと思いますよ!
      ちなみにググって手に入れろと書いてあるのはデュアルマイニングのオプション設定のことですね。

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